スファグ・ソーブはカナダのアルバータ州から産出される水ごけ泥炭を100%原料として製造しております。
最適な状態に脱水乾燥されたスファグ・ソーブは独特の細胞構造により、オイルや他の炭化水素を完全に吸い取り、細胞の中に固着して浸み出す事が無いという特性を持っています。
このことはスファグ・ソーブが多孔質で非常に大きい表面積を持つ事と吸着した炭化水素の固着を完成させるイオン交換作用の結果であるといわれております。また親水性が無い為、水上に浮遊するオイルや他の炭化水素類をスファグ・ソーブが浮いている間に吸着し回収する事ができます。吸着したスファグ・ソーブ自体が沈んでしまっても吸着されたものはスファグ・ソーブの中に固着されており、それ自体が自然製品ですので、環境に被害を与える恐れは無いのです。また、スファグ・ソーブ内部に取り込まれたオイルは、保たれて浸み出さずに生分解され、魚類や植物等に損害をあたえる事がありません。
日本では、九州大学大学院の大坪教授のもとでスファグ・ソーブに関する産学協同研究がなされており、優れた結果が報告されております。